マーケティングって難しいの?

こんにちは。コージ・ポッターです

 

今日は、マーケティングと何か?それがどのように「自分探し」に活用できるのか?

という話を進めていくにあたって、私がなぜマーケティングに関わることになったのか、その経緯について少し自己紹介もかねてブログに記載していきます。

 

マーケティングという「モノやサービスを売る仕組みを構築する」仕事を始めて、かれこれ二〇年近く。その間、日系だけではなく主に欧米の会社をいくつも渡り歩いたり、自分で会社を立ち上げたりしてきました。「マーケティングの研鑽を積むためならば」と、それこそ手間を惜しまずチャレンジしてきました。

 

さて、若い頃の私は経営者になることを夢見ていましたが、仕事としてマーケティングに興味を持ったのは、それが事業の開発や展開を進めるにあたって、経営の根幹を成すツールであることに気づいたからです。あらゆる仕事のスタート地点にはマーケティングの考え方が必要だということです。

 

都心の大きな本屋さんに立ち寄りますとマーケティング関連の書籍は所狭しと並べてありますね。中には特設売り場を備えているところもあります。

多くのビジネスマンがやって来ては、次から次へとビジネス本を手に取って熱心に目を通しています。実務でビジネスやマーケティングの知識を必要としているのか、その表情は真剣そのもの。

 

実は、若い頃の私もそのように本屋で立ち読みをしているビジネスマンの一人でした。マーケティング関連の書籍をいくつも取り寄せてその内容を読むにつけ、「マーケティングは将来の自分の会社経営に役立つだろう」という手応えを感じる一方で、「これはとても奥が深いぞ!」と感じました。

 

しかし実際のところは...... その本質を理解するのは困難を極めました。

なぜなら、マーケティングの理解には深い実務経験を通した体験知が必要だったからです。本を読んだりするような机上の学習だけではなく、実地の体験とそこに伴う理解や気づき……それがあってはじめて習熟していくものなのですが、どんな仕事も究めるには相当の手間がかかります。

 

以来、マーケティングに対する造詣を深めるために、マーケティングや事業企画だけではなく、営業や販売、開発や製造など、仕事や職場を変えながら、これらの業務に実務的に携わり試行錯誤を重ねてきました。

こうして私も一歩ずつ、「モノやサービスを売る仕組みを構築する」というマーケティングの実相に迫っていった次第です。

 

おかげさまで今はその経験を活かして、企業の経営層や若い起業家、事業の展開を担っているマネージャーの皆さんに個別かつ具体的にマーケティングのアドバイスをしています。

(続く)