マーケティングの本来の役割とは?

こんにちは。コージ・ポッターです。

 

今日もブログの続きをお届けしていきます。

まだ、私はブログを始めて一週間もないわけでして、ブログの機能や扱い方も正直良く分かっていません(笑)。

それでも読んでくださる読者の方がいるというのはとても嬉しいことです。

ありがとうございます。

 

さて本日のお題ですが、まずはマーケティングというものの本来の役割を知って頂きましょう。

世の中には似たような商品を作っていても、〇〇社の商品は飛ぶように売れて、✖✖社の商品はさっぱり……ということがよくあります。

 

今ではネット販売が当たり前になりました。

私も雑貨や衣類、書籍などはもう何年も前からほとんどネットで買うようになってしまいましたが、広告の打ち方や商品を置く場所(ネットでは画面上での映え方)、値付けの仕方などの創意工夫の積み重ね、つまり戦略が両社の差を生んでいるわけです。

 

この戦略の総称がマーケティングです。

 

マーケティング戦略をどう組み立てるかによって、商品の売れ行きは大きく変化します。この良し悪しの長年の蓄積がひいては企業の業績を大きく変えるのです。

今やマーケティングとはビジネスを行う上で無くてはならない概念であり手段なわけです。

 

マーケティングとは「モノやサービスを売るための仕組みづくり」だと前述しましたが「モノを売る仕組み」を構築する行為や手法はそれ以前の大昔から存在します。

 

江戸時代の日本にもありましたね。

一例ですが、江戸時代では日本全国の津々浦々で取れたお米を換金したい場合は、主に江戸(今の東京)と大阪の二つの米相場に集めてマネージメントする仕組みが既にありました。

 

一方で、「マーケティング」の概念は欧米からやって来ました。日本に届いたのはこれはまだ日が浅い……と言っても戦後しばらくしてからですから、1960年代あたりだと思われます。

今を代表するオムロンやホンダなど有名な企業の創業者(既にお亡くなりになっていますが……)、その方達がまだ若かりし起業家であった頃です。

 

マーケティングの最大の発明は、「モノやサービスを売るための仕組みづくり」に、わざわざマーケティングという言葉を当てたことです。

(これってとても重要なことです。)

 

それによって、「モノを売る仕組み」を言語化や可視化してみんなで議論できるようにしたことで、マーケティングの方法論について活発に研究が出来るようになりました。

 

言葉もまた発明の一つなのです。

 

マーケティングの方法論の議論が容易になったことから、次に、マーケティングをどのように組織や社会に組み込めばよいのか、そのシステムの具体案について建設的に対応できるようになりました。

 

いずれ、「概念」や「構想力」についても時間を割いてブログで紹介していきますが、マーケティングとは、人間が本来備えている「概念」や「構想力」というものをビジネスに応用しただけに過ぎません。

 

その概念を相手に伝えるために「言葉(コミュニケーション)」があり、構想力を具体化するために何かしらの「仕組み」が必要なだけなのです。

 

以上はとても大切なことですので、後々も折に触れて紹介していきます。

(続く)